東洋経済新報社 徳岡 晃一朗著書
・ライフシフトとは高齢者社会の中の70歳、80歳になった時ので自分の居場所をつくること・人生100年時代で40代は後半戦のはじまり
・企業における一般的なキャリアイメージは50歳台から下り坂・45歳以降で仕込み50歳くらいから見えてくる次の人生・マルチステージ型人生(人生いろいろ)への転換が必要
・必要な無形資産は3つ
≪生産性資産≫
・知を常にアップデート(再武装)すること、「知の連続再武装が重要」
・アップデートの手段は、「兼業、副業」「NPO・NGO」「ボランティア活動」
≪活力資産≫
・健康の維持「食事」「睡眠」「運動」+「遊び」「趣味」
≪変身資産≫
・自分が変わろうとするきっかけや原動力
・ライフシフトの3つのタイプ
≪エクスプローラー≫
・世界に目を向け、さまざまな機会を活用して自分の人生をエンジョイしていく生き方
≪インディペンデントプロデューサー≫
・組織に雇われずに、個人事業でコツコツと専門性を究めていく生き方
≪ポートフォリオ・ワーカー≫
・複数の仕事や社会活動、教育、勉強、趣味などに同時並行で携わる生き方
どのタイプも「一事業主スタイル」のマインドが必要
・will、can、mustが重なるようにすることが重要
≪就業時≫
will…やりたいこと(意思)
can…やれること(能力)
must…やらなくてはならないこと(仕事)
≪ライフシフト時≫
must→create create…自分の仕事を生み出すこと
・家族や同じ組織の仲間など、社会的に強いつながりのある人は、同じ環境で過ごし、同じ価値観を持っているが、持っている情報も同じになりがち。 一方、社会的に弱いつながりのある人は、自分とは異なる環境にいて、異なる環境にいて、異なる価値観を持っているため自分の知らない情報を持っている可能性が高い。
・会社に所属しているときから、弱いつながりを持つことを意識することが大切
・ライフシフトを実現にするには、自分の「思い」を見つけることが大切「自分の人生を悔いのないものにするには、どうすればいいのか」「現役人生をどのようにして終わりたいのか」
・思いがなければ「will」が出ず、「create」できない。
・「思い」を見つけるためのカギは「共通善」「実践知」「教養」
共通善…多くの人々が幸せにするキーワード「知恵と知識」「勇気」「愛と人間性」「正義」「節制」「精神性と超越性」
実践知…実践の中で何が正しいかを知る
教養…実践知を豊かにするために必要な先人の知識
・社内での意識改革「会社のために働く」→「自分の(キャリアの)ために働く」「自分が提供するサービス(担当業務の遂行能力)を明確にして、そのサービスに対して会社と交渉し契約を結ぶ、個人事業主と同じスタンスで55歳以降は仕事をするマインドセットが必要。」
・愛されるシニアになるためには
□新しいことに挑戦し続ける
□頼まれたら何でも気軽に引き受ける
□自ら仕事を見つけて働く
□アドバイスは短く、控えめに話す
□昔の話は聞かれない限り話さない
□自分のスタイル大切にする
□清潔で身ぎれいにしている
・社外との接点を持つ在職中の人脈づくりが大切、兼業副業で特技に活かす
・変身資産のまとめ
・これまでの資産を棚卸し、知を再武装する。
「学びなおし」…大学院、出口戦略から逆算、一人で回す力を再構築
「知の編集」…本質的価値を探し出し、異なる文脈で応用
・ライフシフトナビ
①自分の歴史を振り返る(暗黙知を確認する。)
・自分の歴史、経験の振り返り
・変身資産の棚卸
・自分の思いの検索
・客観的診断
②ライフシフトビジョンを描く(暗黙知を形式知化する)
・ライフシフトピラミッド
・ライフシフトウィル(遺言状)
③ライフシフトプランニング(思いを実現する工程表を作る)
・未来年表・知の再武装
・トライアル
④ライフシフトプランの改善(内省で思いをスパイラルアップ)
・ライフシフトピラミッドの再考・変身資産レベルの継続的向上
・ライフシフト成功のカギ
「自分自身の認識」
「あまり悩まずに第一歩を踏み出せる」
「人脈、つながり、ご縁を大事にしている」
「学ぶ努力を続けている」
「何でも引き受け経験から学ぶ謙虚さ」
「柔軟性が高く、状況に合わせて自分のプランを変えている。」
自分なりにまとめてみましたが、これを基に自分に当てはめて、年末年始の時間がある時に考えてみたいと思います。
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